2012年3月31日土曜日

ポルトガル・リスボンについてのメモ 都市のデザイン編 その5


5. 万博跡地に整備される近代的な街並

リスボンでは1998年に海をテーマにした万博が開かれており、
その会場となったサントオリエンテ駅周辺にはカラトラバによる有機的造形の駅舎、曲線を多用した集合住宅やショッピングモール、アルバロ・シザによるパビリオンメイン会場、海を臨むロープウェイなど旧市街地とは全く異なる近代的な街並みが築かれている。
曲面をもつ集合住宅。地上面には謎のキャンチ。


オリエンテ駅はカラトラバ設計によるもの。

 ガラスキューブはカラトラバがよく用いる素材。
 鉄骨の接合部もさり気なく仕上げられている。



テージョ川沿いは歩行者空間の整備が進んでいる。

波打つ公園。

川沿いにはロープウェイが整備されている。
敷地内に高低差があるわけではないが水辺の空間を様々な角度から楽しむ、
ロープウェイのポール毎に緑地を整備するキッカケになるなどの効果もあるのではないだろうか。



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